こんにちわ!
部屋のエアコンが壊れてしまって、何とか気合いでやり過ごしている営業の楠本です。
皆さんも熱中症にはお気を付けください。
さて、本日は旭屋で製造できるオリジナルの貼り箱(パッケージ)の印刷についてご紹介します。
オリジナルパッケージの印刷方法
旭屋内で貼り箱に印刷をかける際、方法は大きく2つあります。
①箔押し(ホットスタンプ)
②オンデマンド印刷
今回は②のオンデマンド印刷について焦点を当てたいと思います。
オンデマンド印刷とは?
では、実際オンデマンド印刷とは一体どんなものなのでしょうか?
こちらの印刷方法については、以前商品部の永橋主任がブログで書かれていたので
そちらを見てみましょう。
永橋主任のブログへ
おお、さすが永橋主任、僕が説明するより百倍解かりやすいです。
オンデマンド印刷の特徴
オンデマンド印刷についての特徴をさらにザックリまとめると以下の3点になります。
①比較的低コスト(版代がかからない)
②データがあればすぐに印刷ができる(※大きなロットには向かない)
③特色を再現することはできない。
①比較的低コスト
パッケージを製造するロットにもよりますが、少ロット(~1500個ぐらいまで)でデザイン性の高い印刷をパッケージにご要望なら、オンデマンド印刷をお勧めいたします。印刷の版代もかからないため、比較的低コストでオリジナルのパッケージをお作りすることができます。
②データがあればすぐに印刷ができる
永橋主任のブログにもあったように、旭屋には自社にオンデマンド印刷機があります。
また、オンデマンド印刷には版も必要ないため、データさえあればすぐに印刷をかけることができます。
しかし、印刷時間もかかるため、大量生産には不向きです。
③特色を再現することができない。
弊社のオンデマンド印刷機は、CMYKシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)とキー・プレート(Key Plate)の4色で色を表現するため、特色と呼ばれる色と全く同じ色を再現することができません。色味の判定がシビアなものは、オンデマンド印刷ではなく、オフセット印刷をお勧めいたします。
しかし、印刷に適した紙にはある程度綺麗に印刷することができます。
オンデマンド印刷の注意点
①全ての紙に印刷できる訳ではない
②ベタ印刷になってしまうと、色ムラや擦れが発生する
①全ての紙に印刷できる訳ではない
紙表面のエンボスが強かったり、特殊な加工がされていたり、紙の色味が濃すぎるもの、紙厚が厚すぎるものには、トナーが乗らないなどの問題が発生し、印刷自体ができません。
②ベタ印刷になってしまうと、色ムラや擦れが発生する
オンデマンド印刷では印刷後の加工が出来ないため、ベタ印刷になってしまうと、擦れによる色移りが発生したり、機械の都合上、色ムラが発生する可能性が高いです。
上記のような注意点に注意して頂ければ、貼り箱に印刷を加えて、オリジナルのパッケージを簡単につくることができます。
既製のオンデマンド印刷パッケージ
今回オリジナル印刷のパッケージについて書いてきましたが、最後に旭屋の既製品のオンデマンド印刷が絡んだパッケージをご紹介したいと思います。
4000(内寸100×100×100mm)
4110(内寸130×130×66mm)
4220(内寸160×160×66mm)
いかがでしょう?
ポップでキャッチーで、なおかつキュートだと思いませんか?!
フタは色の付いた紙で貼って、ミ箱の方にオンデマンドの印刷をかけております。
今回ご紹介したのは、3種類だけですが上記の箱は、各柄が各サイズで既製品としてあります。
こんな箱をギフト箱としてお菓子などを詰めれば、売れること間違いなしですね!!
今回はオンデマンド印刷が絡んだパッケージについてご紹介しました。
印刷のデータさえあれば、普通のかぶせ式の箱でもオリジナリティーあふれるものになります。
オリジナルのパッケージ、ギフト箱を作りたいという方は、ぜひ一度旭屋へお問い合わせください!